多治見で行われた「3人の若きビルトウオーソの饗宴」に行ってきました。
向山佳絵子さんのチェロ、清水あやさんのヴァイオリン、そしてピアノは加納裕生野さんです。
朝早く名古屋を出て、多治見の街を散策しました。
立派な古い邸宅が並ぶ道に、焼き物やアンティークのお店があり、ぶらぶら歩きには、もってこいの楽しさです。
そして、張り切ってバスに乗ったため2時間も前に到着!
しかし、すでにもう待っているお客様が数人いらっしゃいました。
会場前になるとドアをめがけてダッシュで列に並ぶ皆さん。
音楽を愛する人たちがこんなにいるんだ・・・と感激してしましました。
プログラムの前半は、ドビュッシーのピアノ三重奏曲、チェロはフォーレのシチリアーノとサンサーンスの白鳥。
そして、ラヴェルのヴァイオリンソナタです。
チェロの向山さんは、包み込むような大きな音楽をお持ちで、貫録たっぷり。
美人の清水あやさんは、ちょっと緊張していたのかな?
優等生のような完成度の高い演奏ですが、トークでは「地」を出して、なかなかおもしろそうな方でした。
そして裕生野さん。
それぞれの楽器のラインをすくい取り、投げかける絶妙なタイミングの良さに、センスを感じました。
また、舞台映えする立ち姿、弾き姿!
姿勢がよく、首筋から背中にかけてのラインが本当にきれいで、いつの間にこんなにエレガントになったのだろうと驚きました。
さらに苦手だったはずのトークも難なくクリア!
成長を感じました。
1番力を入れていた後半のベートーヴェンを聞くことが出来ずに残念だったけれど、お医者様である裕生野さんのお父様と一緒の電車に乗って名古屋まで行きました。
医療のこと、コーチングのこと、患者さんへのコーチングなど、加納先生からもまっすぐなご質問をいただき、うれしかったです。
そして、夜遅く高山の町に到着、到着・・・
3日間をどのように過ごそうかな〜